IT資産管理対策はRIAMSにお任せください。

対策はしたくない

先日新規のお客様訪問で経営者の方とお会いする事が出来ました。私はIT資産管理のお話をしましたが、お客様としては興味が無いとの事でした。

興味が無いというよりも無駄な管理が増えれば、どんどん社員は動けなくなるからやりたくないとの事。

確かにその通りですね。管理をする事で業務が出来なくなるなら、やらないほうが良いと思います。

私としても通り一遍のリスクの話などをしましたが、社長が要らないという物はやっぱり要らないんだと思いますし、それはそれでお客様の判断だと思います。絶対に管理をしなければいけない法律もありません。

でもITは利用している

それでもお客様はITを利用して業務を実施しています。会計処理や顧客対応に必要な処理、仕事に関するデータ処理など、色々な場面でITは利用されています。だから最低限のIT管理は必要だと思います。しかし、場当たり的に対策したのでは、お客様の言う通り無駄で、邪魔な管理となります。気づけばIT運用費用が増加してしまった事例は多くあります。また、管理ルールが自社の環境に合わないと業務が停止する恐れもありますし、そもそも管理ルールが自社の環境に合わない場合はルールが守られない状況になります。これでは対策した意味もなくなりますし、結果として管理改善の為にかけたお金は無駄になります。

大切なことは適切な管理を目指す事

システムを入れればよい、外部にお願いをすればよい・・・そのように考える方が多くいらっしゃいます。もちろん、業務委託をする事は業務の専門性が高いほど有益に働きますし、システムの導入も必要になると思います。ただし、考える順番を間違えない事が重要です。ISO/IEC19770の話をすると鵜呑みにして対応しようとする方も多いですが、ISO/IEC19770の要求事項をすべて対応する必要なんてありませんし、出来ないと思います。ISO/IEC19770は対策の方針についての参考基準として利用する事が良いと思います。

何のための管理なのか?管理とは組織を守る為に最低限必要な管理をする事です。ISO/IEC19770の要求事項だから対応するのではなく、組織防衛に必要だから対応するという風に考えると良いと思います。そのように考える事で対策の要否も考える事が出来ます。その前提で自社の文化に合った管理方法を検討すると良いと思います。また、始めから高度な管理を目指さない事も重要です。管理の精度は毎年改善をしながら向上させていきます。理想的な管理方法を見るのは良いですが、理想をゴールにすると心が折れる事も多いです。自社の現状をきちんと把握して対策可能な改善を始める事が重要です。まずはマイルストーンを引いて、今年はどこまで、来年はどこまでと言った形で計画的に改善する事が良いと思います。何もしなければ何も変わりませんし、自社を取り巻く環境は日に日に厳しくなっていきます。少しづつでも計画的に改善を進める事が大切だと思います。

日々活動の最新記事8件

>IT資産管理の専門家にお任せください。

IT資産管理の専門家にお任せください。

IT資産管理の課題を解決します。
まずはお気軽にご相談ください。

CTR IMG