最近は少しづつお客様からのご依頼を頂けるようになりました。とはいっても2年前に創業した会社なので、信用がありません。
お客様は2つのパターンに分類が出来ます。
- 信用が無いから取引が難しい
- 会社の信用はないけど、私個人を信用して取引をする
信用とは
信用という文字を見ると信じて用いる事と解釈できます。信用が無いという事は信じて用いない=依頼しないという事だと思います。それならば、そもそも仕事の依頼などしなければ良いのではないかとさえ思います。
もちろんお客様の立場で考えれば会社にある規定に沿っての対応と思いますので、致し方ない部分もあります。しかし、人にものを頼むという事を少し考えてみてほしいと思います。私が頼んだ話で信用できないというのであれば断ればよいだけですが、自分から頼んでおいて信用はないから取り引き出来ないというのは矛盾していると思います。
これからの社会
最近はアフターコロナの話が良く出ます。もちろんコロナの話にはうんざりしているので、少しでも明るい話題が欲しいのだと思います。また更なる働き方改革が叫ばれ、会社員生活にピリオドを打ち、多くの起業家も出てきています。起業する人はみんな最初から信用が有るわけではありません。でもきっと世の中の為になる何かを携えて起業しているのだと思います。そんな時、過去の情報を見て信用するとかしないとか決めていると未来の展望が見いだせないと思います。社会は常に新しい技術や問題を生みます。これらの対応には従来の方法では立ち向かう事は出来ません。
一方で起業した人々が集まり、新たな人脈も出来てきます。世の中には過去を見る人だけではなく、未来を見る人も大勢います。どちらにしても信用は重要ですが、信用とは”約束を守る事”ではないでしょうか?この約束を守るという単純な事さえ出来ない社会が、疑心暗鬼を生み、更なる監視社会と自己防衛を生み出すのだと思います。確かに悪い人もいるけど、良い人も沢山います。これからの社会は人を信用して約束を守れる人や社会が大切だと思います。法律がどうとか、会社の規定がどうとか、人のせいにして自分を守る生き方はそろそろ辞めたほうが良いのではないでしょうか?